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尿道炎の半数を占めるマイコプラズマとは?

マイコプラズマという名前を聞いた人は多いのではないでしょうか?日本では「マイコプラズマ肺炎」が定期的に流行しており、4年に1度大流行することから、「オリンピック熱」とも名付けられるほど有名です。実は、このマイコプラズマは、クラミジアと性質が非常に似ており、のど、尿道や膣内に感染することもある性感染症の原因菌なのです。

 マイコプラズマの種類とは?

マイコプラズマといっても、様々な種類があり、肺炎に多いのはマイコプラズマ・ニューモニエ、性行為で感染する原因菌で最も多いのがマイコプラズマ・ジェニタリウムなどです。他の性感染症と同様、オーラルセックスを含めたセックスで感染します。

 

クラミジアと症状が似ており、症状が現れにくいため、感染に気がつかないことが多いのですが、男性では尿道炎、女性では子宮頸部の炎症、おりものの増加、かゆみなどを起こすことがあります。

 

小さい菌で、細胞壁を持たないという特徴があり、細胞壁を破壊するペニシリン系やセフェム系といった一般的に使用されているβラクタム系抗生物質が効かないため、診断を間違えるとなかなか治りません。

 

実はメジャーなマイコプラズマ性感染症

マイコプラズマとウレアプラズマは「非クラミジア性非淋菌性尿道炎」とも呼ばれています。つまり、性行為が原因の尿道炎で最も多い「クラミジア」と「淋菌」以外の尿道炎ということです。

 

マイコプラズマとウレアプラズマを合わせると。約2〜3割程度でありクラミジアと淋菌に匹敵する数になります。ところが、クラミジアと淋菌、HIV以外の菌やウイルスについては広範囲に及ぶので、原因を特定せずに治療されることがほとんどです。

 

しかし、最近、再発する尿道炎やなかなか治らない尿道炎にはマイコプラズマやウレアプラズマが関与していることがわかってきました。

 

なかなか治らない尿道炎や陰部の症状がある場合は、一度病院でマイコプラズマやウレアプラズマを調べてもらうのも一つかもしれません。

 

また、自宅でできる性感染症の郵送検査キットも販売されているので、忙しくて病院にかかれない人、病院に行くのが恥ずかしい人は、キットを使用するのもおすすめです。

 その他の性病について

 

(参考資料)マイコプラズマ/ウレアプラズマ|性病について|山の手クリニック