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B型肝炎も「欧米化」 海外でのお遊びには注意!

B型肝炎は慢性化することがほとんどないと考えられていましたが、最近は慢性化する欧米型のB型肝炎ウイルスが日本でも広がっています。慢性化すると将来ガンを起こすリスクが高く、完全に治す特効薬がない感染症の一つです。

 B型肝炎はずば抜けた感染力!

実は、B型肝炎にかかった人の血液に一滴でもふれると感染する可能性があり、なんと、乾燥した血液でさえも約1週間程度は感染力をもつことがわかっています。

 

成人になってからの初感染では、免疫不全など無く、体が健康であれば、体内にウイルスが居続ける持続感染は稀です。70〜80%の人が感染しても、症状がでない不顕性感染で終わり、残りが発熱や腹痛、肝機能以上を示す急性肝炎になります。

 

注意が必要なのは、2%で劇症肝炎という致死的な状態になる人がいることです。この場合の致死率は約70%とされており、若者でも命を落とす可能性が非常に高い病気です。

 

母子感染した場合は持続感染(キャリア化)するため、一部では将来肝炎、肝硬変、肝がんを発症するリスクがあります。

 

B型肝炎の恐怖!アジアでのお遊びは命と引き換え

日本ではB型肝炎の感染者は約1%がと言われていますが、感染者が人口の約8%と非常に多い国は、アジアとアフリカに集中しています。そのため、アジアの風俗店でウイルスをもらって、日本にウイルスを持ち帰るケースが増えているのです。

 

特に欧米に多く慢性化しやすい、遺伝子型Ae株が日本でも増えてきており、成人のB型肝炎慢性化が問題となっています。

B型肝炎予防の大切さ

現在は、進行を遅らせるインターフェロン療法がありますが、完治するのは難しいことから、予防がとても大切です。

 

幸いにもB型肝炎にはワクチンがあり、若いほど抗体がつきやすいので、海外旅行が好きな人や、性感染症にかかったことがある人、医療従事者は必ずワクチンを受けておきましょう。3回の接種で約20年は効果が持続するとされています。

 

しかし、ワクチンを受けたから安全というわけではなく、遺伝子型が異なる場合は感染防御力が弱まるという報告もあるので、コンドームを使った安全なセックスでさらに安全性を高めましょう!

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(参考資料)
NIID 国立感染症研究所 B型肝炎とは